不動産投資について考える(2)~アパート経営と貸家経営~ | ヤマモト工務店

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不動産投資について考える(2)~アパート経営と貸家経営~

こんにちは、ヤマモト工務店です。

前回お伝えしましたが、本日は利回り計算でアパート経営と貸家経営の収益性を比較してみたいと思います。
不動産投資について考える(1)~貸家・テナント経営~

ここでは、簡単な“表面利回り”で計算してみましょう。

〇賃貸アパート
建築費4,000万円、6戸のアパートを建てたとします。
家賃を5万円/月で設定すると、年間収入は360万円。

〈表面利回り〉
360万円÷4,000万円×100=9.0%

〇貸家
建築費1,500万円で貸家を1棟建てたとします。
家賃を7万円/月で設定すると、年間収入は84万円。

〈表面利回り〉
84万円÷1,500万円×100=5.6%

年間収入を見ても、利回りを見ても、アパートの方が断然有利であることがわかります。

新築の貸家だからといって相場よりも極端に高額な家賃設定にしてしまうと、今度は入居者の確保が難しくなります。
戸建ての貸家は契約が決まれば入居率100%ですが、入居者がいなければ空室率100%。家賃は一円も入りませんから、ある程度は相場に合わせる必要があるでしょう。

新築の貸家は、投資や事業を目的とするのではなく、土地の相続税対策として建てるもの、という認識が正解なのかもしれませんね。

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