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こんにちは、ヤマモト工務店です。
先月の引き続き、断熱リフォームのお話です。
→見えないから怖い!壁内結露~断熱リフォームのススメ(1)
断熱リフォームというと、冬の寒さを改善するためのものというイメージが強いかもしれません。
だけど、築年数の古い家にお住まいの方など、「部屋が暑くなりすぎてエアコンがきかない」
「熱気がすごくて2階へ上がれない」という経験はありませんか?
こうした夏の暑さの改善にも効果的なのが、断熱リフォームです。
そもそも、なぜ昔の家は暑いのでしょうか?
時系列をみてみると、グラスウールなどの断熱材が普及しはじめたのが、昭和40年代。
それ以前の住宅にはそもそも断熱材が入っていませんし、
昭和40年代以降であっても施工が安定しないために、
断熱材が正常に機能していない住宅というのは少なくありません。
当然ながら、窓はアルミサッシのシングルガラス。
2階はとくに日当たりがよいため、屋根面からの照りつけと窓から入る直射日光とで、
蒸し風呂のような暑さになってしまうのです。
このような夏の暑さも、断熱リフォームによって改善することが可能です。
まずは、窓。
ペアガラスの樹脂サッシに交換するだけで、窓から入る熱はかなり軽減できます。
費用的に窓の交換が難しい場合は、内窓を設置します。
そして、断熱材。
断熱材が入っていない、もしくは入っているけれど劣化して断熱材として機能していない場合には、
壁を剥がして新たに断熱材を施工します。
庇のない窓から直射日光が入ってくる場合は、窓を交換しても完全に熱を遮ることはできません。
そんなときは、窓の外側にすだれやよしずを下げるなどして、直射日光を遮るようにしてください。
これで、夏の暑さはかなり軽減できますよ。
断熱リフォームのご相談はヤマモト工務店まで。
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