そのおしゃれ、間取りを犠牲にしていませんか? – 舞鶴市で新築・注文住宅を建てるならヤマモト工務店

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そのおしゃれ、間取りを犠牲にしていませんか?

2017年には流行語にもなった『インスタ映え』。
ちょっとInstagramをのぞいてみると、カラフルなスイーツや緑鮮やかな風景写真など、画面のなかの小さなアートに思わず胸が躍るようです。
そして、。ホテルのように洗練された非日常空間やセンスの光るインテリアも、私たちの目を楽しませてくれるもののひとつ。個人が家づくり情報を発信する『家アカ』も活気があり、いまや「家づくりの情報収集はインスタで」が定番となっています。

映える家には、どうしても目を奪われがちです。画面をスクロールするだけで数多くの事例を参考にでき、そのデザインの豊富さに目移りしてしまいます。
こんなふうに、「誰よりもおしゃれな家にしたい」と見映えを追求するのも家づくりの醍醐味ですが、ここでひとつだけ注意点を。

見映えだけで選ぶと、失敗の確率が高まります。

デザイン以外のことでいえば、技術力、性能など、見るべき箇所は実にいろいろあります。が、今回はわかりやすく『間取り』で説明しますね。

間取りは誰でもつくれます。ただし、使いやすい動線をともなう間取りをつくるのは、意外と難しいものです。
とくに、家事の時短が求められる現代では、家事動線の短さは重要なポイント。
「洗濯機と物干し場に微妙に距離がある」
「食事の配膳や片付けがなんとなくストレス」
「ランドリーとキッチンが離れていて、同時に家事をこなせない」
動線に問題があると、こうした不満が日々蓄積されることになります。
逆に、スマートな家事動線をつくることができれば、それだけで暮らしの快適度は大幅UP!
自分時間や家族だんらんの時間が、きっと今より増えますよ。^^

動線がよくないということは、設計士の技量が足りないということ。そういう設計士の描いたプランを見ると、間取りに『無駄』が多いことに気が付きます。
空間の『余白』は暮らしにゆとりをもたらしますが、『余白』と『無駄』は似て非なるもの。あえて設けた『余白』か、力不足によってできてしまった『無駄』なのかを見極めることが大切です。

間取りの良し悪しは、切り取られた写真だけでは分かりません。
Instagramで見てあこがれていた住宅会社にプランを描いてもらって、はじめて「あれ?」と違和感を持つこともあるかもしれません。
もし、提案されたプランを見て「本当にこれで大丈夫?」と不安になったら、遠慮なくヤマモト工務店へご相談を。私たちが、間取りと動線のセカンドオピニオンも承ります!