造り付け収納のいいところ | ヤマモト工務店

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造り付け収納のいいところ

家を新築したら、家具も新調したい。これは、家を建てるすべての人に共通の心理です。
「どんなダイニングテーブルがいいかな」
「ソファはレザー?それともファブリック?」
と、インテリアショップを巡るのも楽しみのひとつ。

ただし、収納家具を買うのはちょっと待ってください。
可愛いチェストやおしゃれなテレビボードに目移りする気持ちもわかりますが、まずは『造り付け収納』という選択肢にも目を向けてみましょう。

既製の収納家具は、ちょうどいいサイズを探すのが意外と難しいです。サイズを測って選んでも、どうしても隙間ができてしまいがち。
そうすると、その隙間がノイズになってしまったり、隙間に埃がたまってしまったりと、室内の美観まで損なわれてしまいます。
その点、造り付け収納ならスペースにぴったり合わせることができるので、掃除もしやすいし収納力もアップ。
なんといっても、空間にフィットしたスマートなデザインはやっぱり魅力です。^^

もうひとつ、地震で倒れにくいのも造り付け家具のメリットです。
東京消防庁の地震被害調査によると、近年発生した地震による負傷者の約3~5割が、家具類の転倒・落下・移動による負傷だったそうです。
そう考えると、食器棚や本棚のような大きくて重量のある家具を造り付けにすることは、一種の地震対策ともいえるのかもしれません。

東京消防庁|家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック

ヤマモト工務店の家といえば「おしゃれ」。そんな、おしゃれな室内をつくるポイントはテイストの統一感です。
1つひとつの家具は素敵でも、異なる色や素材をやみくもに組み合わせれば、ごちゃごちゃとした印象に。それとは逆に、色や素材に統一感をもたせることで部屋全体にまとまりが生まれます。
造り付け収納なら、それが簡単にできてしまう。インテリアセンスに自信のない人でも失敗することなく、雑誌から抜け出てきたようなお部屋に住むことができるんです。

スリッパ収納やマガジンラック、スパイスラックなどのちょっとしたものなら、ニッチを活用するのもおすすめですよ。

いろいろなメリットのある造り付け収納ですが、デメリットがあるとすれば、あとから配置を変えたり、取り外したりが容易でない点。
あとから後悔しないよう、プロのアドバイスを聞きながら納得いく収納家具をつくってくださいね!