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昭和の初期までは“台所”といえば奥まった場所にあることが多かったため、ゴミ出しに食品の買い出しにと勝手口が大活躍でした。
三河屋さんが勝手口から注文を取りにくるという、今ではアニメのサザエさんでしか見ることのないあの光景も、かつての日本ではごく日常のひとコマだったのです。
時代の変化とともに人々の暮らしや習慣は変わり、それに応じて家の機能も変化して、最近では勝手口のない家が一般的になりつつあります。
それにともない、昔は勝手口の中やバックヤードに置かれていたダストボックスも、キッチンの中に配置することが増えています。
ヤマモト工務店でも、ダストボックスはキッチンの中。キッチン背面に専用のスペースを設けることが多いですね。
最近では、シンク下にダストボックの収納スペースを設けることも多いようですよ。
たしかに、調理中のごみ捨てを考えると、シンク下のダストボックスは便利かもしれません。
だけど、シンク下は湿気がたまりやすい場所なので、生ごみを捨てるには不向きです。生ごみ処理機で乾燥させてから捨てるなどの配慮は必要ですね。
それに、お料理のしやすさを考えても、シンク下にはできるだけ調理器具やキッチン用品を収納したいところ。
どうしてもダストボックスを見せたくないのであれば、クローズ収納のなかに隠してしまうという方法もありますよ。
普段は開けっ放しにしておけば、ゴミも手軽にポイポイ捨てられます。
閉めてしまえば、ダストボックスは見えません。生活感を丸ごとオフ。
そのほか、ダストボックスを見せずに収納する方法として、ウォークインのパントリー内にスペースを設けるという方法も。
パントリーから玄関まで通り抜けできるウォークスルータイプなら、ゴミ出しもスムーズです。
ダストボックスの配置ひとつで、キッチンの使いやすさはもちろん、忙しい朝のゴミ出しの労力も軽減されます。
我が家のベストポジション、考えてみてくださいね!^^