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ここ数年、全国的な平屋ブームが続いています。
過去には「見た目がおしゃれで、建築コストも抑えられる」という理由から、キューブ型の総2階が流行った時期もありました。
そして今、なぜ、改めて平屋が選ばれているのでしょうか?
当社の施工事例を見ても、初期の頃は総2階かそれに近い建物が多かったように思います。
ところが、1~2年ほど前から1階部分の面積を大きくとった家が増えています。
きっかけは、家事効率のよい間取り”を求めるお客さまが増えたこと。
具体的には、まず「1階にランドリールームを設けたい」という要望が増えました。
ランドリールームがあれば洗濯物を庭やベランダで干す必要がなく、「洗う」「干す」「畳む」という家事がその場で完結しますからね。
さらに、ファミリークローゼットが欲しいという要望も増えてきています。
ランドリールームのすぐ隣にファミリークローゼットがあれば、「洗う」「干す」「畳む」に加えて、意外と面倒な「しまう」動作も横移動だけで完結してしまいます。
こうして考えると、家を建てるときのイニシャルコストよりも、建てたあとの暮らし方を重視する人が増えたことで、建物の形状が平屋に近付いていったと考えられます。
このほかにも平屋の家には、
・家族の距離が近くコミュニケーションをとりやすい
・家中のどこにいても庭と近い暮らしができる
といった魅力があります。
こういった平屋のよさが“ストレスのない生活”や“心のゆとり”を求める方に受けているのかもしれませんね。
「平屋は高くつくから」
と諦めていた人も、改めて『平屋』という選択肢を見直してみてはいかがでしょうか?
次回は、平屋に興味のある方のために、コスパのよい平屋の建て方についてお話ししたいと思います!
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