「完璧」を求めるのではなく「よりよい」ものを | ヤマモト工務店

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「完璧」を求めるのではなく「よりよい」ものを

こんにちは、ヤマモト工務店です!

“本当によい家”とは、どんな家だと思いますか?
「震度7の大地震にも耐える、シェルターのような家」
「真冬でも半袖で過ごせる、最上級の気密性・断熱性を有した家」
「雑誌から抜け出してきたような、おしゃれなデザイナーズ住宅」
マイホームに求めるものは人それぞれですが、これらすべての条件が揃った家なら、
当然誰もが住んでみたいと思うでしょう。

しかし、ここまで完璧な家を建てることができるのは、ほんの一握りの層にすぎません。
なぜなら、家を建てるには『コスト』がかかるから。
性能もデザインも、こだわったらこだわっただけコストがかかります。
すべて100点満点の家を建てたいと思っても、それに見合った予算がなければ不可能です。

「ベストよりベター」というのはよく言われることですが、家づくりにおいても
「完璧よりも、よりよいものを」という考え方は非常に大切です。
たとえば、一生に一度あるかどうかわからない大地震のために、シェルターのような家が必要でしょうか?
昨今では地震に限らず、台風や豪雨による被害も増えています。
土砂災害や津波など、耐震性を強化しただけでは避けられない自然災害も少なくありません。
まず大切なのは、家が倒壊しないこと。そして、災害があっても慌てないための対策ではないでしょうか。

また、ここ舞鶴という地域において、はたして北海道仕様の断熱性能が必要でしょうか?
あなたが求めているのは、真冬でも暖房をつけると汗ばむような住環境ですか?
そうではなく、夏でも冬でも快適に過ごすことが目的なのであれば、地域性に応じた断熱性能で十分だと思うのです。

大切なのは、費用対効果。
そこそこの費用で、より安全で快適な暮らしを実現できるコストパフォーマンスが重要なのです。