誰も孤立しない、ヤマモト工務店のヒアリング – 舞鶴市で新築・注文住宅を建てるならヤマモト工務店

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誰も孤立しない、ヤマモト工務店のヒアリング

将来的には担当者が変わることもあるかもしれませんが、今のところ、お客さまとの打ち合わせには社長と私の二人で出席しています。

ヒアリングのとき、お客さまは「ああしたい」「これもしたい」といろんな希望を語られますが、何をいわれても私は基本的に否定をしません。まずは、お客さまの気持ちを受け止め、共感することから始めます。
一方の社長は、「でも」という言葉をよく使います。お客のさまの言い分を否定するわけではありませんが、技術者の視点から見てよりよい提案をしよう、リスクをきちんと伝えようとするためです。
お客さまのアイデアに対して、私が「いいですね!」と言った直後に「いや、でも…」と言い出すこともあるので、そんなときはちょっと微妙な空気になりますが……。

だけど、これって意外と大事なことではないでしょうか。

ご夫婦で完全に意見が一致することは、どちらかといえば稀(まれ)。もし、ご主人と奥様で意見が分かれてしまったとき、住宅会社の人間が二人してご主人の味方についてしまったら? あるいは、奥様の味方についてしまったら?
やはり、孤立してしまった方はよい気はしないし、「我慢した」「諦めた」という気持ちが勝ってしまうのではないでしょうか。
だから、きちんと話し合う場として、理論で攻める社長に対し、私は気持ちの面で対抗する。
家づくりはやはり女性が主体となるものなので、とくに奥様を孤立させることがないよう気を配っています。
そのようなやりとりの中から、最終的にはご夫婦で譲歩し合い、「我慢した」「諦めた」ではなく、自ら納得して「選んだ」結果にご満足いただきたいと思っています。ほぼ、奥様の意見が通りますが。^^;

私たちが目指すのは、「説得する」家づくりではありません。お客さま自身が「これがいい」と自然と感じられる提案をすることです。
メリットとデメリットを包み隠さず伝えたうえで、誰も孤立させることなく、ご夫婦とも笑顔で打ち合わせを終えてほしい。
そんなヤマモト工務店のヒアリングスタイルが、笑って暮らせる家づくりへの第一歩になっているのかもしれません。