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住宅地を歩いていて “窓がない家” を見かけたこと、ありませんか?
正面から見ても、横から見ても、1階にも2階にも窓がない。あっても、小さな窓が1つか2つ。
「え、これどうなってるの? 日当たり大丈夫?」と思わず立ち止まって観察したくなってしまいますよね。
今日は、そんな “窓がない家” の秘密をこっそりお教えします!
ヤマモト工務店でも、9月に“窓のない家”を公開させていただきました。
https://yamamoto-koumuten.company/wp/wp-admin/post.php?post=23451&action=edit
このような “窓のない家” は、多くの場合、中庭を備えています。
外(道路や隣地)に対しては閉じ、内(中庭)に向かって開く。これが、 “窓のない家” の秘密。
このような中庭のある家を『コートハウス』と呼びますが、この中庭に設けた窓から採光や通風を得るため、外部に対して窓がなくても何ら不都合はありません。
コートハウスには、たくさんの魅力があります。
ひとつは、プライバシーを守りやすいということ。リビングでもお庭でも、道路側や隣家からの視線を気にせず自由に過ごすことができます。
小さなお子さんやワンちゃんがいるご家庭であれば、道路への飛び出しなどを気にせず、自由に遊ばせることができる。これも、コートハウスの魅力のひとつ。
さらに、家の中と外の一体感が生まれやすいのもポイントです。
朝はテラスで鳥のさえずりを聞きながらコーヒーを一杯。休日の昼下がりは木陰のハンモックで読書しながら、合間にお昼寝。おうちキャンプやおうちピクニックも、人目を気にせず楽しめます。
ただし、コートハウスをつくる際には注意点もあります。
壁や塀で完全に覆われた中庭をつくる場合、舞鶴のような雪の積もる地域では、庭の広さや足元の仕上げに応じて、水はけの検討をしっかり行わなければなりません。雪解け水で庭が水浸しになってしまっては、せっかくの素敵なお庭が台無しですからね。
外見だけでは判断できない、すばらしい内面。それが、窓のない家『コートハウス』。今までに経験したことのない、素敵な暮らしが待っているかもしれませんね。^^
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