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家族団らんの場といえば、LDK。
10年ほど前までは「家族でテレビを見ながらおしゃべり」が定番の光景でしたが、今ではスマートフォンが普及し、YouTubeやオンラインゲームなどのコンテンツも充実したことで、個々が自由に過ごす時間が増えています。
また、「自室で宿題する」という観念は年々薄くなり、学習スペースもリビングダイニングへ。
コロナ禍の在宅勤務を機に増加したワークスペースも、家族が集まるリビングダイニングの一角へ。
こうした家での過ごし方は、時代の流れとともに少しずつ変化し、私たちの家づくりにも影響を与えています。
ここ最近、ヤマモト工務店でも増えているのが、建具や間仕切りをできるだけ少なくした、空間がひと続きに繋がる間取りです。
ワンルームのようなオープンな空間は、ずっと一緒にいるわけではないけれど、家族の気配をすぐそばに感じることのできる、ちょうどよい距離感をもたらします。
「今日はこんなことがあったよ」と家族に話したくなるのって、ふとした瞬間ですよね。
文字通り壁がなければ、家事や勉強、身支度をする何気ない時間が、家族とのコミュニケーションを深める、大切な時間へと変わるかもしれません。
繋がる空間の美点は、ほかにもあります。
たとえば、”家事効率の高さ”。
ドアを開けたり閉めたりする手間がないので、両手がふさがっていてもOK。通路を兼ねた家事室や回遊できる動線を、自由自在に行ったり来たり。慌ただしい朝の時間もスムーズです。
小さなお子さまのいるご家庭なら、家事をしながら子どもの様子をうかがえるのも嬉しいポイントですよね。
さらに、繋がる空間の”寒暖差が少ない快適さ”。冬はとくに、実感しやすいはずです。
24時間つけっぱなしのLDK全面床暖房で空間全体を暖め、高気密高断熱で暖かさをしっかりキャッチ。
ソフトとハードの両面で、ひと続きの空間をしっかり暖めます。
大きな吹き抜けのあるリビングも、床暖房があれば足元からほかほかに。
機能的な間取りと動線で寒さを気にせずのびのび暮らせるのは、ヤマモト工務店の繫がる空間ならでは。
ただし、まったく間仕切りのないオープンなつくりでは「なんとなく落ち着かない」と感じることもあるでしょう。
構造上も、適度な間隔で柱や壁を入れる必要があります。
そんなときは、飾り棚やルーバーでゆるく目隠して、空間にメリハリを。
『開放感』と『居心地よさ』、さらには『おしゃれなインテリア』を両立するためのひと工夫を一緒に考えていきましょう。^^
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