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家づくりを考え始めたとき、皆さんがまず目にされるのは、豪華なパンフレットや、ドラマに出てくるようなモデルハウスではないでしょうか。ハウスメーカーの営業マンは皆さんスマートですし、知識も豊富です。正直、すごいと思います。彼らは間違いなく「家を売るプロ」として一流です。完成された商品を、いかに魅力的に伝えて契約していただくか。その技術は素晴らしいものがあります。
ヤマモト工務店は家を造るプロ
対して私たちは、大手企業で営業をしたこともなければ、誰かから営業のノウハウを教わったこともありません。口下手ですし、彼らのように上手に家を売り込むことはできません。 しかし、「家を造るプロ」であるという点においては、彼らだけではなく、どの工務店にも誰にも負けないという強い自負があります。
この「売るプロ」と「造るプロ」の違いは、単なる言葉遊びではありません。家づくりにおける決定的な「質」の差となって、お客様のこれからの暮らしに直結する問題だと私は思っています。
意外に知られていない「施工は下請、大工は外注」
一番の違いは、「誰がその家を建てるのか」という点です。 驚かれるかもしれませんが、住宅業界の多くは「丸投げ」です。契約までは自社の社員が行い、実際の工事は下請け工務店、さらにそこから外注の大工が家を建てています。大手ハウスメーカーだけではなく、ほとんどの工務店がそうなのです。
ヤマモト工務店の現場で汗を流している大工たちは、外注業者ではなく、当社の社員であり、家族のような仲間たちです。 手前味噌になりますが、彼らはただの社員ではありません。代表である私、山本が、道具の持ち方から手取り足取り教え、一人前になるまで育て上げた「弟子」たちです。 私の持てる全ての技術、そして「見えない場所こそ丁寧に」という職人としてのこだわりを、彼らはしっかりと受け継いでくれています。だからこそ、現場を任せることに一点の不安もありません。

地域の工務店にしか出来ないこと
舞鶴や京都北部という地域は独特な気候で、太平洋側とは環境が全く違います。雨が多くて湿気も高いですし、冬になれば鉛色の曇り空が続く。海沿いでは潮風もきつい。 そんなこの土地に、全国一律の規格で造られた家をそのまま持ってきたとして、果たして数十年後も長持ちするでしょうか。
私たちは、この土地の風土を理屈ではなく、肌で知っています。 難しい計算式で答えを出すわけではありません。ですが、長年の経験から分かるのです。 「この場所なら、風はこう抜けていくから、湿気はこう逃がそう」 「冬は空が暗いから、ここに窓があれば、たとえ曇りでも家の中は明るくなる」
それは、マニュアルやデータには載っていない、この土地で暮らし、この土地で家を建て続けてきた職人だけが持つ「感覚」です。素材選びも同じです。「このあたりなら、こうしておいた方が長持ちする」。そんな現場の実感に基づいた提案をさせていただいています。

あなたは家を売るプロと家づくりをしたいですか?
以前、あるお客様に単刀直入に聞いたことがあります。 「お客様は『売るプロ』と家づくりをしたいですか? それとも『造るプロ』と家づくりをしたいですか?」 その問いに対し、お客様は迷うことなくこう答えてくださいました。 「私たちは、造るプロと家づくりがしたいです」
その言葉が、私の、そして私たちの全てです。 気の利いたセールストークはできません。しかし、お客様の家族を守る「本当に良い家」を、自らの手で育てた大工たちと共に、造り上げることはできます。
もしあなたが、営業の話ではなく、確かな技術と、この土地への深い愛着を持ったパートナーを求めているのなら、ぜひ一度、私たちに家づくりの想いを聴かせてください。「家を売るプロ」としてではなく、あなたの家づくりへの想いをどうすればカタチにできるか、「家を造るプロ」として真剣にお答えします。

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