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一時期に比べるとずいぶん涼しくなりましたね。わが社の大工さんたちも、ようやく作業がしやすくなってきたのではないでしょうか?
大工仕事でとくに大変なのは、やはり夏の現場。なかでも真夏の建て方は、猛暑のなかを丸一日かけて構造材を組み立てていくので、本当に大変です。
今年の夏も猛暑続きでしたから、その過酷さは言わずもがな…。
今年に入ってから、ヤマモト工務店では大工がひとり増えました。
未経験で入社した、期待の若手28歳の岩崎くんです。
昨今、若い世代の体力低下が懸念されているといいますが、入社して間もない彼は記録的な猛暑にも負けず、ベテランに負けない心身の強さを見せてくれました。
真夏の建て方は、大工としての最初の試練です。誰もが簡単に乗り越えられるわけではありません。
こうして、猛暑を乗り越えた岩崎くんを含め、ヤマモト工務店の自社大工は4人になりました。
すべて、社長が自ら育てた大工です。
私たちが家をつくるうえで大切にしていることは、お客さまの理想やこだわりを、確実に形にすること。 たとえば「冬あたたかい家」なら間取りや暖房器具の提案と合わせて、高い気密性や断熱
性を備えた建物をつくらなければいけません。
そのためには、何が必要でしょうか。
そう、『技術力』です。
断熱材の施工の仕方ひとつでも、住宅の性能には大きな差が出ます。
現に、グラスウールの正しい施工方法を知らない大工、気密の取り方を知らない大工は今でも結構いるのです。
そのようなことにならないよう、先輩大工から新人大工へ。ヤマモト工務店では、正しい知識と技術をもった大工を育てています。
さらに、大工として学ぶべきこととして、家づくりへの『想い』も外せません。
数ある住宅会社からヤマモト工務店を選び、足を運んでいただき、私たちを信頼してご依頼くださったお客さまです。
「誰よりも快適に暮らしてほしい」というお客さまへの想いがあれば、自然と責任感や誠実さが生まれます。
ヤマモト工務店では、この“想い”の部分を入社して最初に学んでもらいます。
「暑い」「寒い」という気候条件や手間暇のかかる作業を前に、当然つらいと感じることもあるでしょう。
そんなときでも、ヤマモト工務店の大工が細かな部分まで気をつかって施工できるのは、自社大工だからこそ。
「お客さまのために」という想いが私たち社員の原動力となり、優れた性能やディテールの美しさとなって現れるのだと、私たちは考えています。
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